エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。
http://www.exvba.com/vb/index.php
昨日のつづきです。
この土日の大阪セミナーを受講されたある方から、こんなメールが来ていました。
それがない自分がいる。
覚悟の足りない自分がいる。
どう肚を括るか。
できることを、繰り返し、やってみるだけです。
指さし確認も大切な教えでした。
自分のチェックの甘さを自分に許し、失敗して信頼を失っている自分がいる。
文書、数字を手で確認する習慣は身につけ信頼できる自分を作ります。
時間を区切るという考えも参考になりました。
モノを持ってきてもらうのに、1、2、3、と十秒数えてスピードを早めておられましたね。
仕事は納期であることを、あらためて教えられました。
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今日は、「指さし確認」のお話。
実は、僕のセミナーは、やり方がかなりアナログです。
左脳的でない、とでも言うべきでしょうか。
例えば、ショートカットキー操作などは、極力、理屈で覚えません。
まずは、「かけ算九九」のように何度も操作方法について暗唱してもらい(必要であれば、フリをつけて体も動かしてもらいます)、すっかり記憶に残ってしまってから、その操作をしてもらいます。
色で覚えられるものは、色で覚える。
語呂合わせで覚えられるなのは、語呂合わせで覚える。
五感を総動員することで、二日間で成果を出せるセミナーを可能にしています。
そして、毎回毎回やること。
それは、「セルの数を、指をさして数えること。」
エクセルVBAで、「.Offsetプロパティ」や「.CurrentRegionプロパティ」というものがあります。
これらのプロパティが何を指すのかを実体験してもらうため、
「セルC5から、下に3つ、右に4ついったところにあるセルはどこ?」
「セルC2からF5には、セルは、いくつありますか?数えてみてください」
といった問題を出し、受講生のみなさんに、自分で調べて答えてもらいます。
簡単そうですが。
これが、不思議と、かなりの人が、最初のうちは間違えます。
そういう人は、たいてい、目で追っているだけで間違えています。
そして…。そういう人は、いかにも、「この人、普段の仕事でも、確認ミスとか多いんだろうなぁ~」という感じの人です (^^;
目で追っているだけだと、正しく追いきれないんですね。
で、今度は、「指をさして、数えながらやってみて」
とやります。
そうすると、たいてい正解できます。
マクロは、一文字でも間違っていると、正しく動作しません。
マクロを書くときにも、指さし確認をするくらいの意識で、ひとつひとつの物事を、正しくきっちり行っていけるだけの集中力が必要です。
その意味で、こういう作業をきっちりやってもらう練習をしているのですが。
受講生の声を聞いていると、結局、セミナーでやるこういうひとつひとつの練習が、エクセルVBAを書くためのスキルだけでなく、普段している別の仕事のスキル向上にも役立っているようです。
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1. こんにちは
初めまして
いつもブログを見させていただいてます。
質問なのですが、セミナーは東京と大阪のみで行っているみたいですが。地方では開かないのでしょうか?
http://ameblo.jp/wooooooh/
2. Re:こんにちは
>うーさん
今のところ、東京・大阪ですね。
人数集まりそうなら、ほかでの開催もしたいと思っていまず。
うーさんは、お住まいどちらですか?
http://ameblo.jp/kanjizaibosatsu/