塾長がかねてから加速学習の黄金の3条件として推奨しているセットがある。
その3条件とは、以下の3つだ。
条件1: 良い指導者から体系的に知識を仕入れる
条件2: 実践の機会にどんどん応用してみる
条件3: 実践した際に生じる疑問について適切なアドバイスをすばやくもらう
http://www.exvba.com/member.html
条件1: 良い指導者から体系的に知識を仕入れる
これを実現するのに必要なのは、良い指導者を見つけるスキル。
この条件を満たすことで、短期間で高度な知識を体系的に仕入れることが出来る。
条件2: 実践の機会にどんどん応用してみる
これを実現するのに必要なのは、指導者の元を離れたところでの自助努力。
この条件を満たすことで、型を習うだけで終わっていた知識体系に焼きが入り、本当に使える切れ味のあるスキルとしてあなたの中に深く刻み込まれる。
条件3: 実践した際に生じる疑問について適切なアドバイスをすばやくもらう
これを実現するのに必要なのは、条件1と同様で、良い指導者を見つけるスキル。
この条件を満たすことで、
条件2のところで出会う様々な障害を容易に乗り越え、短期間で知識体系を強固なものにできる。
これはちょっと分かりにくいかもしれないので例えて言うと、車の運転ならば、仮免許を持って教官と一緒に乗る路上訓練のようなものか。
この3条件がきれいに揃えば、加速的に学習の効果を得ることができる。
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例えば、これをTOEICの勉強に応用するのであれば、こういう感じになる。
条件1: 良い指導者から体系的に知識を仕入れる
・自分のレベルにあった良質な文法の参考書を手に入れ、しっかりやる
・効率よく覚えられるよう単語が配置された単語集を手に入れ、しっかりやる
条件2: 実践の機会にどんどん応用してみる
・TOEICの本番に近い問題集をしっかりやる
・NHKラジオ講座のCDをひたすらリスニングする
条件3: 実践した際に生じる疑問について適切なアドバイスをすばやくもらう
・問題集をやったときに生じた疑問について聞ける、信頼のおけるアドバイザーのいるMLに参加する
・そもそも、問題集は、解説のしっかりしているものを選ぶ
良質な参考書としてどのようなものがお勧めかといった情報については、塾長の個人ホームページを参照されたい。
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Excel マクロ、VBAを習得したいのであれば、
条件1: 良い指導者から体系的に知識を仕入れる
・体系的なプログラムを提供しているセミナーや書籍を見つけてそこから学ぶ
条件2: 実践の機会にどんどん応用してみる
・学んだ知識をどんどん実務で応用してみる
条件3: 実践した際に生じる疑問について適切なアドバイスをすばやくもらう
・あなたの実力をよく把握していて、丁寧なアドバイスをもらえるアドバイザーを見つける
という感じだ。
これは、塾長から直接学ぶのがいちばん良い。
http://www.exvba.com/sokushu.php
塾長から学ぶのが難しい場合は、書籍で学び、質問サイトで質問するというスタイルを取ることになる。
どちらにするかは、あなた自身で決めていただければと思う。
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ちなみに、塾長は、東京大学に現役合格したことがあるのだが。
(塾長の出身校は当時東大受験者すらいない無名校で、塾長は、42年ぶり3人目の現役合格者であった)
実は、受験本番2週間前まで教科書も開いたことがなかった生物学で受験して合格してしまったのだ。
塾長が合格したのは後期理2で、試験科目とその配点は
・化学150点
・生物150点
・英語100点
という具合であった。生物学のウェイトはかなり高い。
そして、生物の勉強をはじめたのは、前期試験が終わった日の晩からという状況であった。
実は、その際にも、塾長は、この加速学習の黄金の3条件を満たした勉強を行った。
すなわち、以下の要領である。
条件1: 良い指導者から体系的に知識を仕入れる
・まず、分厚い理系向けの生物学の教科書を1日半かけて読破した
・その際、チャート式の分厚い生物の参考書と読み比べながら楽しんで読んでいった
・次に、旺文社の教科書復習用の薄ぺらい問題集を、3日かけてすべて解いた
・さらに、「非常手段を取るから協力してくれ」と親に嘆願して、現役の東大生の家庭教師に来てもらった
条件2: 実践の機会にどんどん応用してみる
・4日目からは、東大の過去問集を使って、生物学の過去問を毎日2年分解いていった。10年分なので、これにかかった日数は5日。
条件3: 実践した際に生じる疑問について適切なアドバイスをすばやくもらう
・教科書読破、薄ぺらい問題集をやるというところから、自分の頭にすっきりと入らないところについては家庭教師にこまごまと突っ込んで聞いた
・過去問を解いたときに出た疑問を毎日家庭教師に聞いた
ここまでで、だいたい10日くらい。
ここでもう、「あ、東大の試験問題なら、7割くらいは安定して取れるな」と実感できる域に達してしまい、とりたててやるべきことがなくなってしまった。
勉強開始当初は試験前々日くらいまでかかると思っていたのだが、結局想定していたより時間に余裕ができてしまったので、残り3日は、あと2つの試験科目だった化学と英語のメンテナンスにも力を入れることができた。
試験本番は、もともと苦手としていた英語はうまくいった感触はなかったが、試験本番のころには「得意科目です」と言える域に到達していた生物学と、センター試験で満点を取って勢いに乗っていた化学が爆発的な手応え。
結果は当然のように見事に合格であった。感触としてはおそらく、生物学と化学だけでほぼ合格点まで到達していたのではないかと思う。
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以上の通り、加速学習の黄金の3条件の威力はものすごい。
今これを読んでいるあなたも、ご自身が今取り組んでいる勉強で、どの条件が満たされていてどの条件が満たされていないか、チェックされてみると良いだろう。